最近、段々と秋の季節となり、暗くなる時間帯が早くなってきています。
車を使用している方は、夕方になるとヘッドライトを点灯させる時間帯も早くなってきていると感じている方が多いのではないでしょうか。
そして「最近、ちょっと暗いかも」と感じて、バルブを新品にしたり、明るいバルブに変えたりと対策をしていると思います。
そもそも、どう対策するのか!?
ヘッドライトのバルブ(電球)には種類があるのをご存知だろうか。
・ハロゲンバルブ
・HID バルブ
・LED バルブ
この3種類です。
「ハロゲンバルブ」は、昔からあるコイル状のフィラメントに電気を流して発光させるタイプ。
低価格で交換も簡単。でも寿命が短い。
「HIDバルブ」は、アーク放電という方式で発光させるタイプ。
とても明るいですが、高価格で取り付けや交換に手間がかかります。
「LEDバルブ」は、LEDが発光するタイプ。
明るさはHIDバルブには敵いませんが…
高価格ですが、長寿命で、消費電力が少ない。
どれにするかは予算次第。
先日、お客様より「明るいバルブに変えたい」との依頼を受けました。
車両はベンツのSL。
ヘッドライトは「HIDバルブ」です。
メルセデスベンツでいうと「キセノンヘッドライト」ですね。
それがこちら↓↓↓
少し黄色っぽい感じがわかるでしょうか。
色温度の単位で「ケルビン(K)」という表示があります。
メーカー純正品は約4,000Kくらい。
明るいバルブに変える場合、5,000~6,000Kくらいのものを選んで下さい。
十分に明るいです。
ちなみにバルブを比較してみると…
左が「4,000K」のバルブ。右側が「6,500K」のバルブです。
拡大してみましょう。
若干の形状の違いはありますが、大きな違いはわかりません。
そして、こちらが交換後↓↓↓
どちらかというと「白く」なります。
注意して頂きたいのが、これ以上のケルビン値の高いバルブを装着すると「青く」なります。
その場合、「車検」が通りません。
それと「ノーブランド品」で安価なバルブが多く、出回っています。
出来れば「メーカー品」をお勧め致します。
弊社でも試しにと購入した「ノーブランド品」は、取り付け後、直ぐに点灯しなくなりました。
ホントご注意くださいね。
次回は、交換作業のご紹介を致します。
お楽しみに!