ドアミラーの故障点検

ヨーロッパ車と日本車を比較した時、必ず言われる事は「ヨーロッパ車は、よく壊れる」というイメージを持っていませんか?

聞くところによると、ヨーロッパには「高温多湿」という気候が無いという事や「壊れたら直せばいい」という文化が根底にあるから…らしいです(笑)

確かに日頃、ヨーロッパ車を整備をしていると日本車には無い壊れ方をする部分があると、感じる事があります。

例えばですが…

近年のヨーロッパ車は、日本は駐車スペースが狭い事や、デザイン性も考えて、ドアミラーが格納する車両がほとんどです。

ある時、気が付いたら…

「ドアミラーが格納/展開しない」

「ドアミラーのミラー部分が上下左右に動かない」

「ドアミラーに装着されているウインカーが点灯しない」

などの症状が発生したので、ドアミラーを分解して見ると…

 

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ドアミラーカバーを外して…

 

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配線の部分を、よく見てみると…

 

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パックリとキレイに折れています。

配線のゴムの部分が硬くなってしまうみたいです。

これでは動きませんよね。

しかも、この部分の部品供給がありませんので基本的に「ドアミラー交換」になります。

部品代は、大体「5万円~6万円」くらい。そして交換工賃を含めると7万円を超えます!

(もちろんメーカーや車種によります)

10年を超える年式や高走行距離数、または屋根の無い駐車場など、色々な状況が重なってなってしまうと思います。

そこで最近、弊社では何とか配線を修理して再び、ドアミラーが使用出来るように提供しています。

是非、お問い合わせ下さい。

ブレーキパッドとディスクブレーキローター

メルセデスベンツという車のブレーキは日本車に比べると「よく効く」と言われます。

それは、素材が柔らかく、ブレーキのパッドとディスクローターが、お互いが噛み合い、お互いを削るため、効きやすいそうです。

特に高速走行時の方が体感出来ると思います。

新車から走行し始めて、大体「3万キロ」前後になるとブレーキパッドが減り、新車時に約13mmあったパッドも2mm程度まで減ってしまいます。

その時、ブレーキパッドにはドライバーへ注意を促すための「パッドセンサー」が取り付けられており、メーター内に警告ランプ、またはインフォメーションが常時、点灯するようになっています。

点灯してから運転状況にもよりますが、「約2,000キロ」くらいまでなら、何とか走行出来ると言われています。

ですが…

オーナーさんは皆さん忙しい方ばかり!

常時点灯していると意外に気にしなくなってしまい、つい忘れてしまう事も…

そうすると…

何か変な音がし始めて…

見てみると…

 

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こんな状態になってしまいます!

なんと鉄と鉄が削り合うような状態です!!

もちろん効きも悪くなってきます!!!

ブレーキパッドを外してみると

 

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左の新品と比べると一目瞭然。

結局、ディスクブレーキローター側まで傷を付けてしまったために余分な出費となってしまいます。

ブレーキパッドは部品代が約15,000円、交換工賃が約9,000円ですが…

ディスクブレーキローターは部品代が約15,000円×2、交換工賃が約16,000円となりますので

なんと「5万円弱」も余分に掛かってしまいます。(これはイタイ! 泣)

 

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ブレーキパッドの警告ランプが点灯したら「早めに修理工場へ」お願い致します。

※部品代、交換工賃の価格はメーカーや車種によって異なりますので御了承下さい。

エアコンダストフィルターの点検

9月に入り、だいぶ涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。

そろそろエアコンを頻繁に使用しなくなり始める季節ですが、最近「風の出方が弱い」と感じる事はありませんか?

実は、メルセデスベンツでは1995年(平成7年)くらいから、ほとんどの車両のエアコンシステムに「ダストフィルター」が装着されるようになりました。

装着されている場所が基本的に室内への入り口である事と「ブロワモーター(風を発生させるモーター)」の前にあるため、 都内などの走行を一年も続けると・・・

こんな感じに真っ黒になってしまいます!

 

 

(もちろん右側が新品の状態です)

それと同時にフィルターが詰まってくるため、風量が低下してしまうのです。

このまま続けて使用すると、モーターに負荷が掛かって、モーターが壊れてしまう恐れも!!

壊れてしまえば、余分に、かなり費用が掛かってしまいます(たしか数万円単位ですよ!!!)

皆さまの、お車は如何でしょうか?

是非、早めに点検してみて下さい。