なかなか大変な作業でした④

前回の続きです。

こちらが取り外したウォーターポンプ。

ちょうど右側に「遮熱版」が取り付けられています。

これはターボチャージャーの熱を直接的に受けないように付いています。

この遮熱版を外します。↓↓↓

そして、漏れている箇所を確認しましょう。

一番多く漏れていた箇所がこちら↓↓↓

どこから漏れているのか?

角度を変えてみると…

お判りでしょうか?

左側の黒いプラスチック製のパイプ部とアルミ製のウォーターポンプとの接合部から漏れています。

そして、もう一か所。

ここは遮熱版でカバーされていた箇所です。

やはりプラスチック製の部品では耐久性が落ちるという事なのかもしれません。

それでは新品部品と比べてみましょう。

左側が不具合部品。右側が新品です。

こうして見ても、改善されたところが分かりません。

もしかしたら、材質などの変更があるかもしれませんが…

もし変更が無いということであれば、ある程度の走行距離を走ると、同じようにまた漏れてくる可能性があります。

定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。

車検整備だけでなく、1年定期点検も、お受けになる事をお勧め致します。

その際に、ぜひ弊社へお問い合わせ下さい。

お待ちしております。

なかなか大変な作業でした③

前回、エンジンのベルトが外れたところまで進みました。

今回は、その続きです。

困ったことに、まだ邪魔な部品があるのです。

それがこちら↓↓↓

この矢印のウォーターポンプの上を通るパイプです。

このパイプがどこへ行くかというと…

エンジンの後ろ側へ行ってます。

そして、厄介だったのが、ここです!

この矢印のステー部分を止めているトルクスのボルト。

写真では簡単に外れるようになっていますが…

実際には、こうなっています。↓↓↓

あるパイプが邪魔して外れません。

何のパイプかというと…

実は「エンジンオイルのレベルゲージ」でした。

こちらが、ちょっと角度を変えた状態の写真です。

そして、パイプを固定しているボルトを外して、オイルパンから抜きます。

こうして、スッキリとパイプが無くなり、トルクスのボルトを取り外して、邪魔なパイプを外します。

ちょっと角度を変えてみましょう。

これが外れた状態です。

こういう工程を経て、何とかウォーターポンプが外れました。

ここまでが取り外す工程となります。

この後は、ウォーターポンプの状態などを見てみたいと思います。

まだまだ続きます。

次回をお楽しみに。