最近は涼しくなってきましたので、エアコンのトラブルが大分、落ち着いてきました。
先日、リヤエアコンを使用すると、すごい音がするとの連絡を頂きました。
エアコンのトラブルは「エアコンが効かない」というものが、ほとんどで、たまに「風が出ない」という症状があります。
ですので、「音」のトラブルは非常に少ないのです。
お客様から「リヤエアコンを使用するとゴーと凄い音がする」との連絡あり。
早速、入庫して頂き、状態を確認してみました。
全体が見えるようにカバーを取り外すと、こんな感じです。
ダクトとブロワモーターを取り外して中を覗いてみます。
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こちらリヤエアコンのエバポレーターの部分です。
よく見ると、右下に何か付着しています…もうちょっと近づいてみると…
「スポンジ」のようなものが付着していました…
どこからきたのだろうと…ふとブロワモーターを見てみると
中に何かが⁉
スポンジの切れ端のようなものが、ブロワに絡んでいました。
リヤエアコン使用時の異音の正体は、このスポンジでした。
このスポンジが、どこから来ているのか?原因を探してみると…
よ~くよく、見てみるとブロワモーターの廻りに何かが剝がれた跡があることを発見。
そしてブロワモーターの前に何が取り付けられているかというと。
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カバーでした。裏返してみると。
ちょうど丸い部分がブロワモーターのところに接触する箇所です。
ここに取り付けられていたスポンジ部が劣化して剝がれてモーター内部の入り込んでしまい、モーターが回るとスポンジといえども、大きな音に変化していたのです。
こんなものでもバカには出来ませんね。
何かございましたらお気軽に相談して下さい。
お待ちしております。