前回、ターボチャージャーが外れたところからの続きです。
さて、この車両のウォーターポンプは「ベルト駆動」されているため、エンジンのベルトを外す必要があります。
これが、「はい、そうですね」と外れません。
ターボチャージャーが外れる前のレンジンルーム。
見ての通り、左側に大きな「マウント」があります。
それがこちら↓↓↓
まずは、このクーラントリザーバータンクを外します。
横から見ると、こうなります。
↓↓↓
上側と下側に分かれてマウントがあります。
上側のマウントは全て、上から外れますので特に問題ありません。
下側のマウントはエンジンと接続しているボルトは、エンジンルームからではなく、「タイヤハウス内」になります。
それがこちら↓↓↓
フロントタイヤとタイヤハウスカバーを取り外す必要があります。
そして拡大してみると…
こうして、ようやくマウントが外れます。
外れて見えてくるのが、ベルトテンショナーです。(矢印)
拡大してみると…
左側がベルトテンショナー。右側がウォーターポンプです。
ベルトテンショナーを動かしてベルトを外すには、どうするか。
この部分にトルクスのソケットを差し込み、時計回りに動かして外します。
でも、この部分は本来、工具が入るほどのスペースはありません。
マウントが固定されている時は、こんな状態です。
この状態から上側にエンジンを上げます。
このくらいまで上げると工具が入ります。
上げる方法はエンジンハンガーで上げるか、下からジャッキで上げるかです。
そしてベルトが外れます。
これでウォーターポンプが外れると思ったら大間違いです。
まだまだ続きます。