なかなか大変な作業でした②

前回、ターボチャージャーが外れたところからの続きです。

さて、この車両のウォーターポンプは「ベルト駆動」されているため、エンジンのベルトを外す必要があります。

これが、「はい、そうですね」と外れません。

ターボチャージャーが外れる前のレンジンルーム。

見ての通り、左側に大きな「マウント」があります。

それがこちら↓↓↓

まずは、このクーラントリザーバータンクを外します。

横から見ると、こうなります。

↓↓↓

上側と下側に分かれてマウントがあります。

上側のマウントは全て、上から外れますので特に問題ありません。

下側のマウントはエンジンと接続しているボルトは、エンジンルームからではなく、「タイヤハウス内」になります。

それがこちら↓↓↓

フロントタイヤとタイヤハウスカバーを取り外す必要があります。

そして拡大してみると…

こうして、ようやくマウントが外れます。

外れて見えてくるのが、ベルトテンショナーです。(矢印)

拡大してみると…

左側がベルトテンショナー。右側がウォーターポンプです。

ベルトテンショナーを動かしてベルトを外すには、どうするか。

この部分にトルクスのソケットを差し込み、時計回りに動かして外します。

でも、この部分は本来、工具が入るほどのスペースはありません。

マウントが固定されている時は、こんな状態です。

この状態から上側にエンジンを上げます。

このくらいまで上げると工具が入ります。

上げる方法はエンジンハンガーで上げるか、下からジャッキで上げるかです。

そしてベルトが外れます。

これでウォーターポンプが外れると思ったら大間違いです。

まだまだ続きます。

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