距離を走れば,どこでも劣化します。

タイトル通りで、こんな所も劣化するんだとビックリした事例をご紹介いたします。

車両はジャガーXJ。

フロントの足回り付近からギコギコと音がするという事で入庫。

左フロントのショックアブソーバーの上部から音が出ているとの事。

見た目は何も悪いところはありません。

そして外していきます。

普通なら「ギコギコという音」と聞くと「ボールジョイント」というイメージがあったのですが、実際に音を聞いてみると、確かにショックアブソーバーの上部から。

下から見てみると。

↓↓↓

何か錆ついてますよね(汗)

そしてショックアブソーバーを取り外し。

取り付けられていた部分には特に変なところはありません。

そして、これが外れた上部の部品。

↓↓↓

上から見るとわかりませんでしたが…

下から見ると明らかに劣化している事がわかります。

↓↓↓

個別の方がわかりやすいので。

こちらが新品↓↓↓

こちらが不具合部品↓↓↓

ショックアブソーバー上部が取り付けられている部分のセンターが、ズレていることが判明。

さらに、こちら↓↓↓

高さもこんなに変化していました。

当然ですが組付けたら、左右の高さが多少なりとも変わりますね。

高走行距離車両は、色々な部品にダメージが出てきます。

またイメージとは違う故障も増えてきますね。

不具合が発生した時はできるだけ早く修理して、快適なカーライフをお楽しみに頂ければと思います。

よく考えれば、人間と同じですねぇ~。

年を重ねたら定期的な検査と、何かあったら早めの検診です。

何かありましたらご相談下さい。

お待ちしております。

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