メルセデスベンツという車のブレーキは日本車に比べると「よく効く」と言われます。
それは、素材が柔らかく、ブレーキのパッドとディスクローターが、お互いが噛み合い、お互いを削るため、効きやすいそうです。
特に高速走行時の方が体感出来ると思います。
…
新車から走行し始めて、大体「3万キロ」前後になるとブレーキパッドが減り、新車時に約13mmあったパッドも2mm程度まで減ってしまいます。
その時、ブレーキパッドにはドライバーへ注意を促すための「パッドセンサー」が取り付けられており、メーター内に警告ランプ、またはインフォメーションが常時、点灯するようになっています。
点灯してから運転状況にもよりますが、「約2,000キロ」くらいまでなら、何とか走行出来ると言われています。
ですが…
オーナーさんは皆さん忙しい方ばかり!
常時点灯していると意外に気にしなくなってしまい、つい忘れてしまう事も…
そうすると…
何か変な音がし始めて…
見てみると…
こんな状態になってしまいます!
なんと鉄と鉄が削り合うような状態です!!
もちろん効きも悪くなってきます!!!
ブレーキパッドを外してみると
左の新品と比べると一目瞭然。
結局、ディスクブレーキローター側まで傷を付けてしまったために余分な出費となってしまいます。
ブレーキパッドは部品代が約15,000円、交換工賃が約9,000円ですが…
ディスクブレーキローターは部品代が約15,000円×2、交換工賃が約16,000円となりますので
なんと「5万円弱」も余分に掛かってしまいます。(これはイタイ! 泣)
ブレーキパッドの警告ランプが点灯したら「早めに修理工場へ」お願い致します。
※部品代、交換工賃の価格はメーカーや車種によって異なりますので御了承下さい。