さらに続きます。
では取り付け側は、どうなっているのかというと。
取付ボルトを外した状態がこちら↓↓↓
ご覧の通り、「8の字」が変形したような穴形になっています。
ここに調整ボルトを入れます。
反対側から見ると、よりわかりやすいと思いますので、ちょっと角度を変えます。
調整ボルトを調整したい側にボルトの溝を合わせて取り付けます。
そして、こちら↓↓↓
調整ワッシャーの出っ張り部分を8の字の溝に合わせて取り付けます。
そしてナットを取り付けます。
↑↑↑
こちらを見てわかるように取り付け位置がズレていますね。
こちらが反対側↓↓↓
同じようにズレた跡があります。
このようにボルトを入れ替える事で調整が可能になっています。
当然ですが「微調整」は出来ませんし、調整範囲が決まってきます。
なので、基準値に入らない場合はフレーム修正が必要になる事も考えられます。
その場合は、他に曲がっている部品が無いを確認して下さい。
今まで事故車両でも無い限り、フレーム修正をした事は弊社ではありませんので。
また今回、ご紹介した作業をやってみよう!と思う方もいらっしゃると思います。
ですが… 当然、それなりの設備は必要ですので。
無理は禁物です!!
でも、このアライメント調整という作業は
「真っ直ぐ走らない」「左に流れる」
などの症状の改善には、かなり有効なんですよね~。
何かありましたらご相談ください。
お待ちしております。