どうやったらいいものかと。

今回の整備日記ですが、以前に弊社で作業した時、取り外し方がわからなかったのですが、試行錯誤の末、ようやくわかった作業を皆さんに、ご紹介したいと思います。

それはBMWMINIの「R53」というタイプの車です。

ある整備で入庫した時に、運転性足元の横のパネルを取り外そうとしたら、なんと「リヤシートのバックレスト」から外さないと、外せないという事が判明した時の事。

シートクッションはホント簡単に外れます。(パカッとね。笑)

そしてバックレスト部を外そうと前に倒します。

端っこを見ても、外れるようには見えません。

とりあえず見える箇所のボルトを全て外してみましたが、バックレストは外れてきませんした(泣)

そしてバックレストの左右のつなぎ目を、よーく見てみると…

何やらボルトらしきものが見えてきましたね。

とりあえず外してみました。

でも外れません(再度、泣)

そして試行錯誤の結果、何とか右側が外れました。

↓↓↓

そして、はまっていた部分を拡大してみると…

上から下へ、はめ込んでいく構造になっていました。

ちょっと分かりやすくするために、下へ、はめ込んでみます。

そして、ここに先ほどのボルトを取り付けますと。

こんな感じになります。このボルトを締めこむ事で完全に固定されるようになっているのです。

そして反対側はというと。

そして拡大します。

この溝の部分に合わせると外れ、取り付ける時には、溝に合わせれば、はめることができるのです。

はまった状態では、なかなか分かりづらいですよね。

この作業については、BMWの純正テスター内の資料を調べても、ここまで細かく記載されていませんでした。

まあ~、輸入車の整備資料って、ほとんど「ザックリ」と記載されているだけなので、日本車の整備マニュアルに慣れている方だと、かなりパニックになりますよね。

それだけ日本車の整備マニュアルはメカニックに親切に、丁寧に対応してくれているのです。日本の自動車メーカーさん、ありがとうございます。

またネットで、こういった作業情報を公開して下さる業者さんがいて下さるので、弊社も大変助かっております。

今後も宜しくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です