前回からの続きです。
不具合箇所を確認して部品を新品に交換!
…
作業完了後、確認のため、エンジンを掛けたところ…
また…「カツン」「カツン」「カツン」…(泣)
今度はインストルメントパネルの左奥の方から音がしています。
ちょうど手の入らない場所のため、今度は「ヒーターユニット」を取り外し。
外すと、こんな状態。
室内は大分、サッパリしましたね(汗)
ヒーターユニットを取り外すのは結構、大変です。
左側に外からの入り口があり、ブロワモーターで中に風を送り込み、花粉などの侵入をブロックする目の細かいチャコールフィルターを通して室内に入り、必要な場所へと風を送ります。
この「チャコールフィルター」を通すか、通さないかはオーナーさんが選べます。
実は、そのための切り替えモーターがブロワモーターの横に配置されています。
ブロワモーターを取り外し、ケースをヒーターユニットから切り離すと、こうなります。
ケースの右側にある白いギヤに切り替え用のモーターが取り付けられています。
上記の写真では左右のケースを比べても分かりませんね(汗)
ギヤの部分を、よく見てみると…
左側のギヤが削れてしまっているのが分かります。
新品は、このようになります。
ここまで作業を行って、ようやく完了となります。
実際の作業としては、音だけを追っていくのではなく、最初に専用のテスターで故障が認識されているかを確認します。
それによって故障個所を予測出来ますし、費用も変わってきますので。
朝、エンジンを掛けたところ…
突然、「カツン」「カツン」「カツン」…
このような症状が発生した場合は、ぜひ弊社にお立ち寄り頂き、ご相談下さい。
お待ちしております。