危険なタイヤの事例

突然ですが質問です!!!

自動車の部品で最も重要な部品は何でしょうか?

エンジン?

ブレーキ?

トランスミッション?

ステアリング?

答えは「タイヤ」です。

何故かというと、自動車は「路面」の上を走るもの。

路面と最初に接する部品はタイヤです。

どんなにエンジンにパワーがあっても…

どんなにブレーキが強力に効いても…

どんなにシフトチェンジが早くても…

どんなに素早く曲がっても…

タイヤが無かったら、全く効力を発揮しません!

だからタイヤは、とっても大切な部品なのです!!

でも基本「ゴム」製品です。

必ず摩耗して交換しなくてはいけません。

出来れば毎日!

無理でも月に一度!!

最低でも年に一度は点検してほしいです。

そうでないと、気が付いたら…

 

自動代替テキストはありません。

写真も見て「ただホイールが汚れているだけでは?」と思ってはいけません。

角度を変えてみると!

 

自動代替テキストはありません。

外側に変なラインが見えますね。

これをアップにすると!

 

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タイヤ内部の「カーカス」といわれるワイヤー部分が見えてしまっています。

こんな状態で高速走行するとハーズト(破裂)してしまう可能性があるんです!

そんな事になれば大きな事故に繋がりかねませんよ、ホントに。

上記の写真は外側でしたが、意外な所から劣化が始まっている場合あります。

それは「内側」です。

この写真を見て下さい。

 

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ちょっと分かりにくいかもしれませんが、タイヤの溝部分に細かいヒビ割れが入っています。

これをアップにすると…

 

自動代替テキストはありません。

結構、すごい事になってます!

外からは分かりませんから意外と気付かないオーナーさんもいらっしゃると思います。

そうなると早めに交換が必要です。

事故にあって家族や友達に悲しい想いをさせないためにも、細目なタイヤのチェックをお願いします。

もし心配な時は是非、弊社へ、お立ち寄り下さい。

お待ちしております。

ヘッドライトレンズの曇り

段々と暗くなるのが早くなってくる季節。

日本の季節では二十四節気のうちの「冬至」が一番、昼間が短いとされているそうです。

毎年の「冬至」に向けて、そろそろ「ライトを点灯させないと!」と思う時間帯が早くなって来てはいないでしょうか。

でも最近、ヘッドライトを点灯させても、何だか暗くないですか?

もしかするとヘッドライトのレンズが劣化して曇ってしまっている可能性があります。

例えば、こんな感じです…

 

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見ての通り、かなり黄ばんでいます。

これは、最近の車の特徴としてヘッドライトのレンズには「ガラス」ではなく、「プラスチック」が使用されているからです。

何故というと「ガラス」よりも「プラスチック」の方が軽く、安く、そしてただのプラスチックではなく「強化プラスチック」だから強いのです。

車の重量を軽くし、そして強く、そして安く、作る事が出来るなんて、すごい技術の進歩ですね。

ですが…その反面、困った事があります…

それは、ほとんどの場合「非分解部品」となっています。

なので、こうなってしまうと「ヘッドライトユニット交換」となってしまうのです。

ヘッドライトは一つ「十数万円」…

左右ありますので、ザックリ部品代だけでも「約30万円」にもなってしまいます!

しかし、このままでは車検の検査は通りません!!

なぜか?

それは検査に必要な「光度」まで上がらないから。

「国が定めた明るさ」が無いと道路を走ってはいけないのです。

そりゃ、危ないですもんね!

弊社では、どうにかならないものか…

と考えました。

弊社のベテランメカニック達が話し合い…

試行錯誤を繰り返した結果…

なんと、なんとヘッドライトのレンズが…

 

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こんなピカピカにしてしまいました!!!

結果、ヘッドライトの明るさが格段に上がり、車検検査は無事に完了。

ヘッドライトを交換するのに比べると格段に安い金額で、お客様に提供する事が出来ました。

お客様にも喜んで頂き、弊社一同も嬉しい限りです。

今後も努力を惜しまず、頑張りたい!

そんな事を思った次第です。

同じような事でお困りに方がいらっしゃいましたら一度、お問い合わせ下さい。

ブレーキ鳴き

街中をドライブ中、赤信号で信号待ち。

そんな時に隣に止まった車が「キィー」と長くて高い、金属を引っかいたような嫌な音を出しながら止まった…という経験ありませんか?

この現象を「ブレーキ鳴き」と言います。

基本的にブレーキを踏むと「鉄」と「摩擦材」とを押し付けて、摩擦力によって車が止まる構造になっています。

なので実は「音がするのが当たり前」だったりします!

だって、「物」と「物」が擦りあえば、音が出たって、当たり前です!!

材質にもよりますが、実際にブレーキ中は騒音やら、振動やらで、ホントに大変な事になっているんです。

例えて言うなら「チョークで黒板を引っかく感じ」でしょうか…(汗)

でも各メーカーさんは日々、試行錯誤。

形状を大きくしてみたり…

材質を柔らかくしてみたり…

部品に溝を入れてみたり…

色々な努力の積み重ねで現在は、だいぶ少なくなっているのです。

ブレーキ鳴きには色々な要素がありまして

・ブレーキの摩耗

・ブレーキのガタ

などが代表的なところです。

ここで非常に珍しい故障事例をひとつ。

 

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見た感じ、特に問題の無い普通のディスクブレーキです。

お客様から「ブレーキ鳴きがヒドイ」と入庫されました。

調べてみると…

 

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わかりますか?

ブレーキキャリパーを固定するところが、「斜め」になっています。

これを正常な状態に戻すと、こんな状態です。

 

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上の写真と比べると、お分かり頂けると思いますが、下の写真が正常な組み付け状態です。

「こんな事で!?」

と思うかもしれませんが、こんな事でも「ブレーキ鳴き」は発生するのです。

いやぁ~、奥が深いですね。

ちなみに日本人とアメリカ人は「ブレーキ鳴き」を嫌がりますが、ヨーロッパ人は、あんまり気にしないそうですよ。

「雑」なのか、「心が大きい」のかは、分かりません。

自分で判断をお願いします(笑)

パワーウインドウの不良原因

一年の中でも春や秋などの観光シーズンになると、久しぶりに家族で出かける方も多いと思います。

いつもは、なかなか行かないような場所へと家族を連れてドライブ。

長時間の運転にもなるので、そろそろ空気の入れ替えでもと窓ガラスを開けると突然

「バキッ」

と嫌な音がした途端、窓ガラスが閉まらなくなった…

なんて経験はありませんか?

もしかすると、それはパワーウインドを動かしている「レギュレーター」という部分が壊れた音かもしれません。

ほとんどの場合が「運転席」ですが、意外と、あまり動かしていない「助手席」や「後部座席」の窓だったりもします。

ドア内部を調べてみると…こんな具合です。

 

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左側の新品部品と比べると一目瞭然ですが…

破損している右側はワイヤーがグチャグチャになり、プラスチックの小さな破片が見えると思います。

モーターが真ん中の白いプラスチック部分に取り付けられていて、その部分を回してワイヤーが窓ガラスが上下するようになっています。

ようは、プラスチックに溝があって、ワイヤーが巻きつけられている…

単純に「プラスチック」に「鉄」が巻かれている感じです。

鉄に比べれば、プラスチックの方が柔らかいという事もあるのでしょうが、ちょっとしたズレと積み重ねが、こんな故障を起こすのかもしれません。

最近では特にUVカットや気密性などで、ガラスの性能が上がった分だけ厚くなり、重くなった事もあると思います。

そのため「レギュレーター」の形状も進化して、だいぶ丈夫にはなってきています!

が…

またしても「プラスチック」の部分がブッ壊れてる!????

 

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交換するにも最近は「レギュレーター」と「モーター」が「一体式」になっている部品が多く、価格がどうしても高くなってしまいますね。

しかも、あまり動かしていない「助手席」や「後部座席」の窓だったりすると、ホント困りますよね…

それでも、昔なら手でハンドルをグルグルと回して窓ガラスを開け閉めしていた事を考えれば、進化して、電気モーターを使用して動くようになり、スイッチ一つで開け閉めしてくれるのですから、本当に楽になったものです。

技術の進歩とコストの面などで、色々と難しい部分もあるのでしょうが、自動車メーカーさん、部品メーカーさんの今後の努力に期待しましょう。

エンジンの調子が悪い②

「エンジンの調子が悪い①」の続きです。

前回も紹介しましたが…

エンジンのコンディション(調子、状態)を決める条件は

1、よい点火

2、よい圧縮

3、よい混合気

です。

「よい圧縮」については、新車から1年で…

というケースは、ほとんどありません。

なぜかというと不具合が生じる、ほとんどの場合「高走行距離」の車両だからです。

「よい圧縮」に電気的要素はなく、機械的なものなので「10万キロ」「20万キロ」と走行して初めて、不調の原因になる場合が考えられます。

エンジン部品の「品質不良」や「異物が入り込んだ」などの事でもない限り、あまりありません。

日本のメーカーでは、20年以上も前から「10万キロ保証」と言っているくらいですからね。

ご安心下さい。

そして「よい混合気」には2つの要素があります。

それは「空気」と「燃料(ガソリン)」です。

ちなみに「空気」と「燃料」の配分は

「燃料」:1

に対して

「空気」:14

が理想とされています。

今ではコンピューター制御で自動的に、この配分に調整されています。

「空気」の要素としては、まずはこれです。

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これは「エアクリーナエレメント」と言われる部品です。

エンジンに供給される空気は必ず、このエレメントを通って入ります。

なので、写真の左側の部品のように「詰まり」などが発生すると、エンジン不調の原因となります。

「1:14」のバランスが崩れてしまうのです。

そして次は、この部品。

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この部品は「エアマスセンサー」と言って、エンジンに入ってくる空気量を測定しています。

写真にあります筒状の真ん中にあるセンサーが空気の流れを測定して、コンピューターに数値化したデーターを送っています。

特に多い故障となるのが、この部品でして…

左側が不具合のある部品で右側が新品ですが、比べても判断が出来ません。

テスターを接続してみると実際の空気量より多かったり、少なかったりと間違った数値をコンピューターに送ってしまい、エンジンの制御がメチャクチャに!

しかも、この部品は「10万円」近くするものなので、厄介ものです(汗)

そして、2次的に不具合が生じる場所があります。

それはエキゾースト(排気)側でエンジンの中で燃料が燃えた状態を測定している部品がこれ。

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「O2センサー」です。

燃料が燃えた後の「酸素量」を測定してエンジンのコンピューターにデーターを送っています。

なので、制御がメチャクチャな状態を続けてしまうと左側のように煤だらけに!

こうなると全く動かなくなってしまういます。

これもエンジン不調の原因になる事があります。
エンジンの調子が悪くなったら、そのままにせず早めに修理工場へ、お願いします。

エンジンの調子が悪い①

輸入車は日本車と違い、メーカーによって特徴的な「デザイン」や「乗り心地」があります。

また日本車と比べると「マイナーチェンジ」や「フルモデルチェンジ」の期間が長いため、気に入ると長く乗られるユーザー様も多いと思います。

以前は故障しても「新車から1年間」しか保証期間が無かったため、なかなか購入までいかなかった方でも、最近では輸入車でも保証期間が伸びて「新車から3年間保証」なんてのは当たり前になってきました。

そうは言っても、何故か不思議と壊れ始めるのは「3年過ぎた」頃になってから…

ユーザー様によっては、壊れて修理代が「数十万円」なんて高額の請求に泣いた経験があるのではないでしょうか。

特に困ってしまうのは「エンジンの調子が悪い」時。

目的地に着く事が出来ないなどのトラブルになり、仕事で使用しているユーザー様は大変ですよね。

エンジンのコンディション(調子、状態)を決める条件があります。

それは

1、よい点火

2、よい圧縮

3、よい混合気

です。

この「よい」というのは「良い状態の」と言った方が、分かり易いでしょうか。

そこで幾つかの故障事例を挙げてみたいと思います。

最初はまず「よい点火」の一つ。

スパークプラグです。

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真ん中を通る「芯」に向かって火花が飛んでいるため、芯が削れていきます。

左側の新品のプラグに比べ、右側のプラグの芯が丸くなっているのが分かるでしょうか?

隙間が大きくなってしまうので火花が飛びにくく、さらに削れれば飛ばなくなる事も。

メーカーによっては「30,000㎞~40,000㎞」で交換の指示が出ているものもあります。

最近では「10万キロまでOK」なんていうのもありますが、やはり点検は必要です。

そして、これも「よい点火」には重要な部品です。

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これは、スパークプラグを良い状態で点火させるための部品。

右側にあるゴツイ部品が「イグニッションコイル」で、ケーブル状になっているのが「サープレッサー」です。

最近の車は非常に性能が高いため、「1つのシリンダ」に「1つのイグニッションコイル」が装備されているケースが多くあります。

また「1つのシリンダ」に「2つのスパークプラグ」が装備されているため、2本のサープレッサーが装備されています。

どちらも「よい点火」をするためには重要な部品なのです。

以前と比べ高性能なので、輸入車とはいえ「燃費」も、かなり良くなっていますが、壊れると「高い」です(汗)

何故ならば「8気筒エンジン」の場合を考えますと一つのシリンダに…

「1つのイグニションコイル」×8 約42,000円×8個=336,000円

「2つのサープレッサー」×8=16 約8,000円×16個=128,000円

「2つのスパークプラグ」×8=16 約3,150円×16個=50,400円

なんと部品代だけで「50万円」を超えてしまいます!

こりゃ、中古で高年式の輸入車が買えちゃいますかね!?

でも、さすがに一気に全てが壊れる訳ではありません。

故障状況によっては「最低限」で修理が出来るかもしれませんので。

修理する時には、ぜひご相談下さい。

A/Tオイル漏れ

 

エンジンを掛けて、シフトレバーを「Dレンジ」にシフトしても、なかなか繋がらない。

また、2速から3速へシフトアップする時に、エンジン回転だけが上がって、速度が上がらないなんて経験はありませんか?


近年の車は「電子制御」された部品が多く使われています。

メルセデスベンツは1995年(平成7年)くらいに、「4速A/T」から「6速A/T」となり、機械的制御から電子制御に、かわっていきました。

※「A/T」=オートマチックトランスミッションの略称です。
実は、この6速A/Tには特徴的な故障があります。

それは「A/Tオイル漏れ」です。

この6速A/Tから「オイルレベルゲージ」が無くなり、オーナー様が確認する事が出来なくなりました。

A/Tオイル量を確認するには専用の「スペシャルツール」必要となります。
なので、車両を毎日、使用している場合や駐車場の地面がコンクリートでない場合など、オイルが漏れていても発見しにくく、ある日突然、A/Tが滑る症状に見舞われます。
そして修理工場に車両を入庫して、リフトアップしてみると…

 

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こんな感じにA/T用の配線が入っている部分からオイルが漏れていたりします。
この部分を外してみると…

 

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左側が新品の部品で、右側が不具合部品です。

右側の赤いシールリングの部分が痩せてしまっているのが分かるでしょうか?

左側の黒いシールリングは、ちょっと「プックリ」と膨らんでいますよね。

意外にも、このちょっとした「差」でオイルが漏れて、オイル規定量以下まで低下してしまうと「A/Tが滑る」症状が出てしまいます。

でも、A/Tオイルが漏れる箇所は、この箇所だけではありません!

「A/Tオイルパン」や「フロントポンプ」なども考えられますし、高走行車両になると、内部のディスク板が摩耗して同じ症状が発生する事も!!

こうした不具合を防ぐためにも「1年に一度の定期点検」の入庫をお薦め致しています。

ドアミラーの故障点検

ヨーロッパ車と日本車を比較した時、必ず言われる事は「ヨーロッパ車は、よく壊れる」というイメージを持っていませんか?

聞くところによると、ヨーロッパには「高温多湿」という気候が無いという事や「壊れたら直せばいい」という文化が根底にあるから…らしいです(笑)

確かに日頃、ヨーロッパ車を整備をしていると日本車には無い壊れ方をする部分があると、感じる事があります。

例えばですが…

近年のヨーロッパ車は、日本は駐車スペースが狭い事や、デザイン性も考えて、ドアミラーが格納する車両がほとんどです。

ある時、気が付いたら…

「ドアミラーが格納/展開しない」

「ドアミラーのミラー部分が上下左右に動かない」

「ドアミラーに装着されているウインカーが点灯しない」

などの症状が発生したので、ドアミラーを分解して見ると…

 

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ドアミラーカバーを外して…

 

自動代替テキストはありません。

 

配線の部分を、よく見てみると…

 

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パックリとキレイに折れています。

配線のゴムの部分が硬くなってしまうみたいです。

これでは動きませんよね。

しかも、この部分の部品供給がありませんので基本的に「ドアミラー交換」になります。

部品代は、大体「5万円~6万円」くらい。そして交換工賃を含めると7万円を超えます!

(もちろんメーカーや車種によります)

10年を超える年式や高走行距離数、または屋根の無い駐車場など、色々な状況が重なってなってしまうと思います。

そこで最近、弊社では何とか配線を修理して再び、ドアミラーが使用出来るように提供しています。

是非、お問い合わせ下さい。

ブレーキパッドとディスクブレーキローター

メルセデスベンツという車のブレーキは日本車に比べると「よく効く」と言われます。

それは、素材が柔らかく、ブレーキのパッドとディスクローターが、お互いが噛み合い、お互いを削るため、効きやすいそうです。

特に高速走行時の方が体感出来ると思います。

新車から走行し始めて、大体「3万キロ」前後になるとブレーキパッドが減り、新車時に約13mmあったパッドも2mm程度まで減ってしまいます。

その時、ブレーキパッドにはドライバーへ注意を促すための「パッドセンサー」が取り付けられており、メーター内に警告ランプ、またはインフォメーションが常時、点灯するようになっています。

点灯してから運転状況にもよりますが、「約2,000キロ」くらいまでなら、何とか走行出来ると言われています。

ですが…

オーナーさんは皆さん忙しい方ばかり!

常時点灯していると意外に気にしなくなってしまい、つい忘れてしまう事も…

そうすると…

何か変な音がし始めて…

見てみると…

 

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こんな状態になってしまいます!

なんと鉄と鉄が削り合うような状態です!!

もちろん効きも悪くなってきます!!!

ブレーキパッドを外してみると

 

自動代替テキストはありません。

 

左の新品と比べると一目瞭然。

結局、ディスクブレーキローター側まで傷を付けてしまったために余分な出費となってしまいます。

ブレーキパッドは部品代が約15,000円、交換工賃が約9,000円ですが…

ディスクブレーキローターは部品代が約15,000円×2、交換工賃が約16,000円となりますので

なんと「5万円弱」も余分に掛かってしまいます。(これはイタイ! 泣)

 

自動代替テキストはありません。

 

ブレーキパッドの警告ランプが点灯したら「早めに修理工場へ」お願い致します。

※部品代、交換工賃の価格はメーカーや車種によって異なりますので御了承下さい。

エアコンダストフィルターの点検

9月に入り、だいぶ涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。

そろそろエアコンを頻繁に使用しなくなり始める季節ですが、最近「風の出方が弱い」と感じる事はありませんか?

実は、メルセデスベンツでは1995年(平成7年)くらいから、ほとんどの車両のエアコンシステムに「ダストフィルター」が装着されるようになりました。

装着されている場所が基本的に室内への入り口である事と「ブロワモーター(風を発生させるモーター)」の前にあるため、 都内などの走行を一年も続けると・・・

こんな感じに真っ黒になってしまいます!

 

 

(もちろん右側が新品の状態です)

それと同時にフィルターが詰まってくるため、風量が低下してしまうのです。

このまま続けて使用すると、モーターに負荷が掛かって、モーターが壊れてしまう恐れも!!

壊れてしまえば、余分に、かなり費用が掛かってしまいます(たしか数万円単位ですよ!!!)

皆さまの、お車は如何でしょうか?

是非、早めに点検してみて下さい。